6月3日から12日まで安中市の妙義山美術館で親子展が行われている。
新井祥碩先生の息子さんが漫画家とは知らなかったものの、案内状をいただいたので行ってみると中々面白いものである。
祥碩先生の作品は、大方こんなものと予測がつくものの漫画の方は中々よく分からなかった。
ここでは、漫画の原画が飾られていて本来写真を撮っては良くないものの、祥碩先生と懇意なために撮らせていただいた。
実際、「東北の被災地応援イラスト用」という「肉まん」などはWebサイトに掲載されている。
どちらかというと、萌え系の漫画というのも書展と一緒にすると妙なものであった。
それにしてもこういう「絵」というのはある程度若くないとやる気にならないと言う気がする。
その昔毎週先生のところに通って、花のスケッチをしていたことがあった。
花のスケッチも約2時間のうちに描き上げるということをしていたから、かなりの集中力が必要だった。
その後、先生が亡くなってしまったために絵を描くのを止め、たまに昔のように絵を描こうと思ったら集中力が続かなかった。
やはり年を取れば取れほど、集中力が落ちるというのは困りものである。