雑感・どうでも良いこと

書道家の裏話・愚痴の一つ



書道はというより書道展では、今部門に分かれてしまって漢字、かな、大字書、近代史詩文書、篆刻、刻字、前衛書となっている。
このうちの「漢字、かな、大字書、近代詩文書(調和体)、篆刻」までが伝統書と呼ばれることが多く、「刻字、前衛書」は現代書ということになっている。しかし、つい最近まで「近代詩文書」は現代書であった。
又ここで書道というのが「教養としての書」と「芸術としての書」というふうに分かれて、いわゆる公募の展覧会(毎日書道展などの公募展)は「芸術としての書」、創作書道ということになる。
従って、「教養としての書」の代表格の古典臨書を公募展に出品すると、軒並み討ち死にというか落選になる。入選するとすれば創作的な臨書だけである。
但しそこは書道展のバラエティがあって、臨書作品や「教養としての書」を中心として募集するところもある。



一昨年、書道展のことを知っているのか知らないのかわからないが、前衛書などは書道ではないと、大昔の日展(小生は生まれていない・大沢雅休先生の話)を思い出させる一幕もあった。これがまさしく「教養としての書」からみて「芸術としての書」を否定するある美術画廊の「兄さん」であった。
「芸術としての書」は日展のミニ解説会で担当講師の佐々木宏遠先生(日展委嘱、読売書法会常任理事・審査員、日本書芸院常務理事)が

「書は読むものではない。読むことは2番手、3番手である。」
「読んでくださいという人は、誰もいない。」
「その時の『気』を『どのように表現するかの作者、『表現者の心』の思いがある。」
(平成24年11月28日 日展会場にて)
と解説しているとおり「漢字条幅を読むのが書」という訳ではない。
だから、この美術画廊の主はよほどお馬鹿さんというより美術鑑賞などが出来るのかというレベルである。



書を始めた頃は小学校の5年生である。それ以降高校まで漢字部門の先生に教わっていた。それが再度書道を習ったら前衛書の先生(横堀艸風・大沢雅休の高弟)だったわけである。
そして、この前衛書というのも「文字系」と「非文字系」があり、小生は文字系で篆書体をわざと読めなくして書くという作業をしている。
そんなわけで、辞書というのが角川「書道字典」と「朝陽字鑑精萃」という篆刻家が使うようなもの。
昨年末になって、印を刻する必要に迫られて「朝陽字鑑精萃」をさんざんめくることになった。
年末に印刀が切れなくなって、篆刻家に相談したらセラミックの砥石を買えと言われてホームセンターで修正砥石とセットで買ってきた。
さすが金を出せばよいものがある。
あといくつか刻し直す必要があって、実はいつ出来るか。
思いついたときにやらなければ、いつまで経っても出来ないというのはいつも通り。




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猿も木から落ちる・NTTひかり電話ルーター設定



9月に「
フレッツ光メンバーズクラブ 1000円相当ポイントプレゼント
1,000ポイントプレゼントという甘い言葉に誘われて、ついIP電話からひかり電話にしてしまった。
それで申し込んだ後にここまで随分切り替えなかった理由を思い出した。
それは「ネームディスプレー」が使えなくなると言うのと、停電の時に使えず当初の諸費用が高いこと。
その上、マンションタイプは、従来型の固定電話と大して変わらないことなどであった。









それを無理してIP電話を取り外したのは、固定電話とIP電話が分離されていなかったことにつきる。
もともとは一本の電話で受信は固定電話回線とIP電話を使い、IP電話が使えないときに固定電話発信をすると言うものだったはず。



しかし、IP電話ルーターを見てもそう言うようには出来ていない。
特にうちの女房どのがシンプルバカで、たとえば携帯電話でも機能が何もない方が良いというタイプ。
それで折角固定電話回線が繋いであるのに、停電の時やIP電話で繋がらないところには掛けられなくなってしまっていた。

そういうことならいっそのことIP電話でなくとも良いかと言う結論。

それで10月7日にひかり電話ルーターが届き、8日に取り外して設定した。
これが交換して5分程度で繋がるからと朝飯前と思っていたら、ひかり電話ルーターエラー頻発。
設定完了でランプが全点灯と思ったら、緑のひかり電話ランプがつかない(消灯)。
何度もやっているうちによく考えたら、TEL線にIP電話と固定電話回線とを分けるうちの「フィルター」ケーブルを使っていた。



これを取り替えて、ようやくひかり電話ランプが緑点灯。



次に、インターネット接続は新しいルーターにプロバイダーの設定を書き込むこと。
取りあえずひかり電話ルーターと繋がっているかをパソコンから確認。
そして、「http://ntt.setup/」または、「http://192.168.1.1/」を入力。

そこでID・userとパスワードを入れて、ルーター機器の設定画面を出す。
プロバイダーからのIDとパスワードをいれて、そして設定完了と言うもののPPPランプは点灯せず。

困ったと思ったので、「溺れる者は藁をも掴む」心境で昔の設定CDを投入。しかし、所詮それは「藁」であって沈没。
次に無駄と思ってもパソコンの設定を一からやり直して、  ひかり電話ルーター設定画面。
パスワードが違っていないかと何度も設定したものの無駄。

~~と昼になってしまったので気分転換で昼食。
栄養分が入ると何か考えがめぐるようで、取説にこんなことが書いてあったのを思い出した。



接続先ユーザ名:プロバイダの資料にしたがって、接続先ユーザ名を入力します。

『接続先ユーザ名』はプロバイダによっては「認証ID」、「ユーザID」のように書かれている場合があります。

例: xxxxx@xxxxx.ne.jp


それでプロバイダーのIDを見直したらxxxxx@xxxxx.ne.jpだったというわけ。

だから@以下を追加したら、めでたくPPPランプ点灯と言うことになった。

普段パソコンには詳しいと自認しているつもりだった。
しかし、木に登っているわけではないが「猿も木から落ちる」と言うことがあった。

順序立てて考えれば当たり前のこと、とはいうもののたまにしかやらないと失敗する。

ひかり電話ルーター設定もパソコンに詳しく、知っていれば造作もない。
しかし、パソコンに詳しくない人が自分で設定するというのは(設定パスワードもあるので)ほぼ間違いなく無理というものであった。





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国難の時に必要なB型の「謎解き秀才」とは何か



●近年若いくせに処世訓を述べているSOHOの住人のブログがあって、そうではないだろうと突っ込みを入れたくなる心境もあったりする。
しかし、それも最近では世代間格差なのだろうと思うことしきりである。但し、たとえ話として地獄を見ないのに地獄へ行った話をされるとやはり「それはないだろう」なのである。
小生などの歳になると、既に人生の勝者敗者というものは決まっていて、昔の上昇志向から見ればあの時の学年トップは世界的大企業の役員になったかとも思えば*******
*****昔の暴れん坊の「ジャイアン」の様な劣等生(?・昔の基準でいえば)が今や先生と呼ばれる存在になっていて、小生などの病気の治療にもお世話になったりする。
本当に、学校を卒業してから数十年経ってどんなことになっているか分からない。

そこでどんなタイプの人が出世をするのか、又、その出世と言っても社会的な地位とは関係なく頼りになる人物なのか。
別の言い方をすると絶体絶命の時に誰が頼りになるのかと言うことが見えてくる。
人は「名刺で見る」肩書きでは判断してはいけないというのは、本当は常識の部類である。しかし、大会社の役付き名刺を出されれば大人物と錯覚するというのはこれも常識である。

●まず自分のタイプはどんなのかを見分けることが大切である。
単純に見るには、パソコンソフトを使うときにワープロも表計算も全てエクセルでこなして他の一切のソフトも使わないという様なエクセル名人はA型とする。

その一方で、ワープロはワードか一太郎、エクセルも使えば、DTPソフトとして花子も使う。
画像編集はAdobe Photoshop Lightroomを使ったりPhotoshopを使ったりとあらゆるソフトのいいとこ取りで、ソフトの熟練度としては普通程度に使う人はB型とする。

普通は、パソコンに入ってるOfficeソフトのワードとエクセルしか使わずその他は、たとえばWindowsの基本性能をもっぱら使う人というのもA型の分類。

又は、自転車に乗っていて、変速機など要らないとたとえば5段変速機が付いていても変速をしない人というのはA型。

こんな風に見てみると、実は日本人にはA型の人が多い。
書道の世界などは、まさにA型の人が多くてこの職人気質がなければ伝統書という分野では「先生」と呼ばれるまでには到達しない。

世の中の「何々名人」というのは全てA型、専門バカというのもA型に多い。
だから、近所そのまわりの世の中を見渡すと、ある分野では何でも仕事を引き受けていつも忙しがっている人物というのがいる。そういう人は不思議とA型の「何とか名人」と呼ばれている人が多い。

その何々名人の典型が書家、書道家であることは前に述べた。だからこの人達がたとえば何か専門外をことを決めようとする、何かのマネージメントをしようとすると全く妙なことになる。
早い話、ゼロをいくらかけてもゼロにしかならない結果になって、マネージメントが出来る人に頼もうということになる。

こういう問題は、少し前に大病院がばたばたと倒れた例などもあった。医者である院長は名医だが、病院経営と医業とは別という話。

こういう事からして、やはり日本人にはA型の人が多い様に思える。

実はそれが日本の政治から、外交問題、今苦境の企業の体質などに部分密接に絡んでくる様な気がしている。

さて、このA型人間というのは、本来どの程度までの出世が望ましいかと言えば精々課長(グループリーダー)止まりである。良くて部長と言ったところであるかも知れない。
しかし、実際はこのA型の人が出世して重役になっているというのが日本である。

●ところで元々貴族社会だった欧州や新貴族というのが存在する米国などはどうなのだろうかと言えばまずB型。
貴族とはどんなものかと言えば、16世紀から中近世ヨーロッパではクラシックバレーは、立ち振る舞いの基本。音楽は必ず楽器の何かが出来て少なくとも演奏家並み。
語学はフランス語を基本として、その他スポーツもプロ級。

実を言えば、日本の皇室も欧州貴族同様に音楽は楽器が弾け、冬はスキーなども堪能。

このB型というのは、パソコンの操作という少し穿った言い方をした。
正確には、複数の用件を同時に並行して処理する能力である。
そして、常に同時進行する案件を総合判断してYes、Noの決定をすることである。
ここで重要なことは、「YesかNo」であって、日本人の様な曖昧決着はしないと言うことである。
そして、あらゆる分野に於いて同時に仕事をさせると言うことは、管理職に必要なことである。
実を言えば日本ではこういう人は割合と勉強嫌いで、余り出世が出来なくて、埋もれていると言うのが現状である。

だから昔の海軍さん、陸軍さんを見ても兵隊は優秀だが将軍は無能と言われたことからも分かる。海軍では佐官までは適材適所でも、一端提督になると年功序列。
失敗しても返り咲き司令官にまで上り詰める。

●欧米では、B型の人が多いと言った。
しかし、それは日本に比べてのことであってこのA型とB型を超える上に、「学校秀才」と「謎解き秀才」という分野がある。

日本の官僚は、「学校秀才」の典型だが、近年官僚出身の政治家が多くなったから政治家もほとんど「学校秀才」になった。

だから、国難の時にはB型の「謎解き秀才」が必要なのだと思う。

お一人様の寂しい末路 それぞれの独自性



カメラメーカー: Canon
カメラモデル: Canon PowerShot G10
撮影日時: 2009-03-21
焦点距離: 30.5mm
絞り値: f/4.5
露出時間: 0.0031 秒 (1/320)
ISO 感度: 80
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: undefined, undefined
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 4.0 (Window
s)
補正・プリセット「ポジプリント調」

●先週しばらくぶりに小学校時代の同級生から電話があった。同級生といっても声だけは若くて、誰かと思うと‥
デパートの地下食品売り場でパートをしてたまに合うおばさんである。
K君の妹(妹はいないはずだが)からと思われる人から手紙が来て「2月に病死した」という話し。T君に電話したら出なかったので‥‥

あらそうだったの‥‥と言うのが実は感想なのである。

●既に随分前から新聞のお悔やみ欄は毎日の必須の読み物になっている。しかし、そのお悔やみ欄に載らないとさっぱり分からない。
だから寝耳に水というのがそういう話。
なぜならK君は、今で言う「お一人様」なのである。
その上何の職業だったのかも分からない。
常に日本と中国を渡り歩いて何かをしていたらしいのだがそれも不明。
昨年の夏に中国にいるときに体調を崩して帰国、そして養生していたというのもこの電話からの又聞き。
何か定まらない人物という印象はぬぐえないが、小学校の頃は児童会長。中学校の頃は生徒会長をやっていた様な記憶がある。
冷徹な前橋高校時代では同期生から、中国かぶれの変人扱い。気の小さなバカと伝聞では揶揄されていた。
その後30年以上経ってから同期の小宴に出で来るようになって、昔と変わらぬ痩せた身体はどういうものかと思っていた。
普通はやはりある程度中年太りするもので、太らないというのはどこかに病気があるのかも知れない。
●翌日T先生(医療関係)から電話があって、彼岸の20日に「線香でも上げに行こうではないか? 先方(K君関係)に連絡が取れないのでまだ分からないが、N、T、Fなどに話はした。」と言う。

多分それは迷惑な話だろうと思っていたら、そのまま連絡も来ず20日も過ぎてしまった。
考えてみれば何をしているのか分からない独身の弟を抱えて、病気もあったことだろうから結構面倒だったのだろうという想像はつく。
本当に家族あっての人生というものである。

●もうこの歳になってみると、30歳半ばの有名ブロガーがブログで人生訓を垂れているのを見て、「お前が言うな!!!!!」と言う気になる。
要するに、同じ薬を飲んでも効く人と効かない人がいるように、全ての条件で単一ではない。
書いてあることの一例からくだらない例を挙げてみると、車のスタッドレスタイヤ交換は簡単と書いてあっても、実を言えば「簡単な場合もある」である。
巷にあぶれているドイツ車。このタイヤ交換ではタイヤを止めているのが「ナット」ではなく「ボルト」だから手(レンチ)では簡単にボルトは廻らない。その上無理をすればボルトが折れる。
そして最新の車の下回りはアルミ製なので、ジャッキアップすらまともに出来ない場合がある。
まあこんなもの。


カメラメーカー: Canon
カメラモデル: Canon PowerShot G10
撮影日時: 2009-03-21
焦点距離: 30.5mm
絞り値: f/4.5
露出時間: 0.0031 秒 (1/320)
ISO 感度: 80
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
GPS 位置: undefined, undefined
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 4.0 (Windows)

補正・プリセット「ポジプリント調」

●一方で、今で言うリベラル、バリバリの左翼人士丸出し言なのに本人は「保守派だ」と平気でブログに書いてあるのを見る。その昔、そういうリベラルと言うより反日言動が多い学者が「私は愛国者だ」との冗談交じりに賜ったのに似ている。

映画マトリックスの世界のような日本の世の中で、仮想現実から逃れられず未だに1975年という約40年前の仮想現実を夢見ている人物は多々多い。
もう既にネオやモーフィアスが沢山いるのに、覚醒していない人物というのが世論調査ではいる。
考えてみたら、世論調査では日本国籍を問わないという訳の分からないものだった。





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書家の年賀状の筆文字に見るその書き手とその評価を考える



●2012年1月13日は、朝から第46回前橋市民展の搬入当番だった。
近年の展覧会の搬入というのは、出品料(協賛金)という現金をほとんど取り扱わないことが多くなった。例えば毎日書道展、群馬県書道展なども事前の振り込みになっている。
しかし、前橋市民展という群馬県では最大の総合展覧会(書道・美術・写真)では主催は前橋市という官展であるためにそうはなっていない。
要は市民に広く門戸を開放するという立て前で、搬入直前になって出品すると言うことも可能なのである。
事実今回、搬入終了の午後3時まであと3分と言うところで滑り込み搬入という例もあった。
搬入担当としては、事務処理とパソコン入力(出品表は当日にパソコンで入力完成)を終えて帰ろうとする時だったりすると最悪。
今年は、なぜか事務処理に手間取って3時の時点では終わっていなかったのが幸いした。その事務処理と「出品料」の計算が面倒なのはこんなことからでも分かる。
例えば30点の搬入があったとする。
このうち、2点出品が5点あったとする。
1点目は2,000円、2点目は1,000円。
この計算は、2,000円×30=60,000円ではなく、5,000円分を引いて55,000円になる。
詳細は、25人で25点と言う計算。
2,000×25=50,000円
1,000×5=5,000円で55,000円である。
ここまでは単純計算の様だが、これに高校生(18歳以下)が含まれるとその分が500円に減額される。

30点の搬入に二点出品5点、その内高校生2人とするとだんだん頭が混乱すると言うものである。
計算は、30-2=28 が一般。2が高校生。
28-5=23人が一般の実出品者。
2,000×23=46,000円
1,000×5=5,000円
500×2=1,000円
こう言う計算をして、52,000円と言う事になる。
単純には、55,000円から差額3,000円を引くということになるが、こんなものが沢山あるとパニックになると言うものなのである。

実際の検算は前橋市側で、エクセルの金種計算表を出して検算することになっている。
数年前までは電卓で計算することもあったのだが、今では自前のパソコンを持ち込んで電卓を使わなくてもエクセルで計算できる様にしてある。
こんなふうにしても今年は事務処理完了まで4時を廻った結果となった。



●書と言えば未だに年賀状を思い浮かべるような時期である。なぜなら今頃になっても年賀状の返事が達筆な筆文字と共に舞い込んでくることもあるからである。
特に著名な書家の先生の返事だと‥‥将来お宝になりはしないかと「シメシメ」と大事にファイルに入れ込んだりしている。
しかし、そんなことになるのはいつの頃なのかははっきりしないし、後世の子孫がそんなものを取っておく保証もさらさらない。
常に物事の価値観が違って、こんなものは要らないガラクタと思っても実は価値があったりすると言うのは昨今の骨董ブームを見れば明らかである。
その一方で、今年は著名な書家の先生であっても「宛名書きから裏面の辰の絵柄文章まで」パソコン印字であると言うのも珍しくなかった。
事実宛名書きを手書きにしていた小生も、数年前からパソコン印字にしてしまった。
理由は雑事に追われて忙しくなったと言うことにつきる。
その昔は、11月から葉書の裏面に全て手書きで絵を描いていたこともあったくらいである。
だから年賀状というのも昔ほど「味」がなくなったと言う気がする。
今では「まだ生きています」「年賀状を出せるくらいの生活をしています」という存在確認であると言える。
逆に言えば、年賀状を出しても返事さえ来ない人物というのは余程何かあると言う気がしてならない。

●それにしてもこの年賀状の絡んで種々のブログを徘徊して見ると妙な「筆文字」にぶち当たることがある。小生などの様に毎日書道展の会員クラスにでもなれば、書を一目で見てある程度推察が出来る。
だから、年賀状の筆文字も「書家」か「筆文字が上手い人」かという区別は一目でわかるし、そうでなければ書の審査などが出来るはずがない。
それで先の「妙な筆文字」は、誰の作なのかはブログ管理人が丁寧に書いてしまっているから検索すると直ぐに出で来る。
近年のパフォーマンス書道には、世界的書家T大先生やNHKの龍馬伝の題字、パソコンソフト一太郎のロゴで有名な手島右卿賞受賞の大書家S女史の様な大仰な活字体が多い。この「筆文字」の作者もT先生やS女史の系譜と同じ「力こぶの入った」書き方で師匠は誰かと思ったら案の定書いていなかった。
どうも師匠筋から離れて独立したようでもあり、その中で読売書法展入選12回ということらしいのでT先生やS女史と比べれば基礎くらいは出来ているかもしれない。
しかし、読売書法展入選止まりの書家と読売新聞社賞、その他受賞の書家と比べれば雲泥の差というものである。

ブログの管理人が何に感動しようと勝手である。
しかし、「書」に限っては「評価に価する」見る目のあるなしが、その文章の書き手に対する評価の一因になることも考慮する必要がある気がする。


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