デジカメ関係



SONY α7 ILCE-7Kの購入宣言をして、買ってしまったことは以前に述べた。それで「α7/α7R 製品登録者限定 α7Rミニチュアフィギュアプレゼントキャンペーン」のα7Rミニチュアフィギュアも第1便らしく届いた。
SONY α7 ILCE-7Kの値下がりも激しく、1か月で7,500円近くも値下がりしている。
「マウントアダプターLA-EA4キャンペーン」に絡んでいる場合、2014年1月6日(月)までに製品登録しなければならず、それなりの縛りがある。





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SONY α7 ILCE-7Kの操作性
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α7 ILCE-7Kを使って見ると、α77と比べてボタン類が少ないことである。
それで「取説」なしで初めて使う場合、細かい操作がさっぱり分からない。銀座のソニーショールームで借りて使って見たときも、撮った画像のサムネイル画像表示の仕方が分からなかったくらいである。
以前からミノルタのα7、α7Dが出たときは写真家は(Canon、Nikon専属の人が多い)ボタンが多すぎると酷評していた。しかし、このように減ってしまうと多少迷うことが多い。
しかし、購入してしまえば必要な機能を「カスタム」ボタン(C1~3)へ登録してしまえば良い。その他のfnなどはα77と同じ機能があるので余り迷うことがない。

その一方でカメラの外に出ているボタンが少ないメリットというのがある。
それは、カメラバックから取り出したときにスイッチが動いていてそのまま撮ったら失敗したということがなくなったからである。
基本は、そのまま撮ればそれなりに写るので問題ないものであろう。



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SONY α7 ILCE-7Kの写りなど
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α7 ILCEの写真というのは、CanonEOS 5D Mark IIで写真を撮ったときのような「凄いな」という感動はない。但し、EOS 5Dの凄いなというのは実際の風景より綺麗に写っているということである。だから、どんなところで撮っても同じように写る。
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カメラメーカー: SONY
カメラモデル: ILCE-7
レンズ: FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
焦点距離: 57mm (35mm 換算焦点距離: 57mm)
絞り値: f/9.0
露出時間: 0.0050 秒 (1/200)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)




カメラメーカー: SONY
カメラモデル: ILCE-7
レンズ: FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
焦点距離: 28mm (35mm 換算焦点距離: 28mm)
絞り値: f/10.0
露出時間: 0.010 秒 (1/100)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)






α7とα77の画素数を比べてみると
★α7:画素数:2470万画素(総画素)/2430万画素(有効画素)*フルサイズ
★α77:画素数:2470万画素(総画素)/2430万画素(有効画素)*APSサイズ
というように全く同じである。
それで写りの違いはα7の方が少し明るく、しかも階調豊かに写る。
SONYの色調は、旧ミノルタ系の「ネガ」に近い感じと、SONY系の鮮やかな感じを二つを2で割ったような感じ。
要するに、Canon EOS Kiss系の明るく華やかな感じがデジタル一眼レフカメラの主流になったものの系統と同じである。





カメラメーカー: SONY
カメラモデル: ILCE-7
レンズ: FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
焦点距離: 70mm (35mm 換算焦点距離: 70mm)
絞り値: f/9.0
露出時間: 0.0050 秒 (1/200)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)



だから動画もα77に比べて多少暗いところでも明るく鮮やかに写る。
現状、FEレンズのラインアップは高価な上少なく、マウントアダプターLA-EA4(トランスルーセントミラー・テクノロジーを搭載した、35mmフルサイズセンサー対応マウントアダプター)を使ってAレンズを使うしかない。
ここでLA-EA4を使うと「マウントアダプター装着時は、マウントアダプターのAF仕様が優先されます」と書かれている。
詳しくは「高精度なピント合わせを可能にする、3点クロス15点AFセンサー搭載」ということで、全く違うカメラになる。
Aマウンドには、旧ミノルタ系、サードパーティのレンズがある。そのうちの古いレンズでは「Dレンズ」とそうでないレンズが混在する。
AFでは、Dレンズの影響は出ないが、ストロボを使うときは対応出来ないことになっている。
実際「Dレンズ」でないサードパーティ系のレンズを使って見たところAFがどこに合っているのか分からない状態であった。
多分正常なのだろうが、被写体深度が浅いのでAFは結構難しそうである。



カメラメーカー: SONY
カメラモデル: ILCE-7
レンズ: FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
焦点距離: 28mm (35mm 換算焦点距離: 28mm)
絞り値: f/8.0
露出時間: 0.0080 秒 (1/125)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)







カメラメーカー: SONY
カメラモデル: ILCE-7
レンズ: FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
焦点距離: 28mm (35mm 換算焦点距離: 28mm)
絞り値: f/8.0
露出時間: 0.010 秒 (1/100)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)





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SONY α7 ILCE-7Kを買っての結論
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α7 ILCEは、元々買う気がなかった。しかし、フルサイズでAPS並の価格設定がされ、しかも「マウントアダプターLA-EA4キャンペーン」があったので購入に踏み切った。
結果は新機能満載で、わくわく感があって良かったのではないかと思う。
この良かったというのは、旧ミノルタ系のストロボ、α55に附属していた充電器と電池など手持ちのものが使えたという部分もある。
但し、α77で使えたストロボは、シューアダプターを購入しなければならないなど多少の出費があった。

又、α7 ILCEはフルサイズでα77はそれなりの使い勝手がありそうという気がする。
多少買ってしまったAPSサイズのレンズを生かすためにもα77はまだ必要かもしれない。
しかし、今後はSONYのAPSサイズデジ一眼は買わないだろうなという気がする。
(他社製は、不明)
要するにそれだけフルサイズの写真は出来が良いと思われるのである。



その他、NP-FW50の電池の減りは早いので多数個は必要であろう。
α77、α55も電池の減りが早いのでこれはSONYの仕様である。

又、ストラップはオマケ的な要素が強くいつも通り使用していない。





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今までSONYα7 ILCEを購入するという「購入宣言」をしていた。それで12月になってカメラテストをしていた。
今年は、PENTAX K-3という最新のAPSサイズのカメラをリコーイメージングのモニターで借り出しているので、幸運にも比較することができた。
前回室内の表彰式などを撮影してみた。PENTAX K-3は多少癖のある描写をして慣れが必要であると思われた。
しかしながら、もう少し前のカメラだったらシャッターも切れなかったのであるから大幅な進歩である。


RAW現像
カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
レンズ: smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR
焦点距離: 18mm (35mm 換算焦点距離: 27mm)
絞り値: f/7.1
露出時間: 0.0050 秒 (1/200)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)


風景対決は、12月の群馬の森で行っている。
PENTAX K-5との比較では、K-5の方が彩度が高くプログラム(P)で撮影すると画像処理エンジンが違うことが分かる。
K-5の外、K-01も彩度か高くやはり別物という感じがある。
それで今回はフルサイズセンサー搭載SONYα7 ILCEと比べてみることにした。

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有効画素数約2435万画素と約2430万画素
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PENTAX K-3は、APSサイズセンサーで有効画素数・約2435万画素
SONYα7は、フルサイズセンサーで有効画素数・約2430万画素(35mmフルサイズ)

こういうふうにCMOSセンサーの大きさは違うが画素数はかなり似かよっている。
しかもPENTAX K-3は、ローパスフィルターを非搭載と言うことで作例にあるとおり風景などを得意とするようである。
今回の風景対決では、すべて純正キットレンズを使い・・・
PENTAX K-3では、
★smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6EDの18mm(フルサイズ27mm相当)

SONYα7 ILCEでは、
★FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870の28mm

を使用した。



PENTAX K-3の画像を見てみるとJPG画像では、全体に彩度が低く記憶色より退色して見える。
RAW現像してみるとJPGとは全く違って、JPGが『青かぶり』していることが分かる。

カメラメーカー: SONY
カメラモデル: ILCE-7
レンズ: FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
焦点距離: 28mm (35mm 換算焦点距離: 28mm)
絞り値: f/9.0
露出時間: 0.0063 秒 (1/160)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)






今度はPENTAX K-3の画像をSONYα7 ILCEの画像を比べてみると、α7では彩度が高くPENTAX K-5に似た感じであった。



カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
レンズ: smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR
焦点距離: 18mm (35mm 換算焦点距離: 27mm)
絞り値: f/7.1
露出時間: 0.0050 秒 (1/200)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)




RAW現像

カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
レンズ: smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR
焦点距離: 18mm (35mm 換算焦点距離: 27mm)
絞り値: f/6.3
露出時間: 0.0050 秒 (1/200)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)



画素数はほぼ同じなので、他の画像で見ると彩度の違いぐらいしか分からない。
従って、風景など撮るときはPENTAX K-3でも大丈夫な気がするが多少調整する必要があるかもしれない。





カメラメーカー: SONY
カメラモデル: ILCE-7
レンズ: FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
焦点距離: 28mm (35mm 換算焦点距離: 28mm)
絞り値: f/9.0
露出時間: 0.0040 秒 (1/250)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)


カメラメーカー: SONY
カメラモデル: ILCE-7
レンズ: FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
焦点距離: 28mm (35mm 換算焦点距離: 28mm)
絞り値: f/8.0
露出時間: 0.0080 秒 (1/125)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)






カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
レンズ: smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR
焦点距離: 18mm (35mm 換算焦点距離: 27mm)
絞り値: f/7.1
露出時間: 0.0050 秒 (1/200)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)

カメラメーカー: SONY
カメラモデル: ILCE-7
レンズ: FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS
焦点距離: 33mm (35mm 換算焦点距離: 33mm)
絞り値: f/8.0
露出時間: 0.0080 秒 (1/125)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)






カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
レンズ: smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR
焦点距離: 18mm (35mm 換算焦点距離: 27mm)
絞り値: f/7.1
露出時間: 0.0025 秒 (1/400)
ISO 感度: 200
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)



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PENTAX K-3 USER'S VOICE



PENTAX K-3の風景編は前エントリであげておいた。その後風景編の続きは後日として今回は室内での静止画撮影と動画撮影を行った。
★引き続きリコーイメージングのモニターで借り出していて、実際に使っているのはボディと電池だけである。

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表彰式会場の様子
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表彰式は、ホワイトインという高崎神社が経営する結婚式場が使われている。こういう結婚式場が使われるというのは大人数の宴会場が前橋、高崎に少ないからである。
表彰式の人数は分からないが、祝賀会の参加人数は420人とのことで大盛況であった。

ここでの表彰式の照明は、宴会場特有の電球色の照明である。
この電球色の色をどのように表現するかというのにカメラの特色がある。
それで結論を先に言えばPENTAX K-3は電球色を余り補正しないタイプである。



カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
レンズ: smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR
撮影日時: 2013-12-14
焦点距離: 18mm (35mm 換算焦点距離: 27mm)
絞り値: f/3.5
露出時間: 0.025 秒 (1/40)
ISO 感度: 400
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)




現像したもの。
カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
レンズ: smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR
撮影日時: 2013-12-14
焦点距離: 18mm (35mm 換算焦点距離: 27mm)
絞り値: f/3.5
露出時間: 0.025 秒 (1/40)
ISO 感度: 400
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)


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写真の撮れ方
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カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
レンズ: smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR
撮影日時: 2013-12-14
焦点距離: 78mm (35mm 換算焦点距離: 117mm)
絞り値: f/5.6
露出時間: 0.020 秒 (1/50)
ISO 感度: 3200
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)



宴会場の室内は割合と暗くて、K-3ではISO感度がかなり上がる。
そして、撮影していると背面液晶では実態が分かりにくいという感じがある。
感度が上がって、実際よりもかなり明るく撮れて粗い写真になってしまっている。

そして当然色も違い、幾つかを記憶色に現像してみたが再現できなかった。

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動画編
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★撮影した動画は、後に編集してYouTubeにアップするので参考。

動画では、こういう薄暗いところでは切れが悪くAFも余り良くない。
それでMF(マニュアルフォーカス)にして撮影したところもある。
こちらでは、やはり背面液晶ではピントの山がよく分からずうまくいっていない。





カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
レンズ: smc PENTAX-DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR
撮影日時: 2013-12-14
焦点距離: 53mm (35mm 換算焦点距離: 79mm)
絞り値: f/4.5
露出時間: 0.010 秒 (1/100)
ISO 感度: 3200
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.3 (Windows)


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PENTAX K-3の動画・室内編の感想
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PENTAX K-3の屋外の写真は、切れも良くて全く問題なかった。しかし、室内になるとどうも様子が違う。
その問題点は、画面の中に明るい照明などがあると直ぐに反応して露出がアンダーになる傾向がある。(評価測光)
又多少薄暗くなるとISO感度が上昇して、明るすぎるように撮れ色合いも違ってしまう。それと同じく、ホワイトバランスが電球色を補正しない傾向にあってあとから現像するときになかなか難しかったりする。

以上のことは、PENTAX K-3カメラを余りカスタマイズしないで使ったという結果であって、こういう特徴を掴(つか)んで対処すれば違った印象になるかもしれない。

その他、動画ではオートフォーカスが甘かった。これはレンズとの相性や望遠になっていたりして動画の撮り方にもよるものであろう。
だから静止画では、「甘ピン」というものは見られなかった。


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それにしても今回の宴会で1,350円の駐車料は痛かったな!!!
民間駐車場は駅前で1日最高1,000円なので、来年は何とか考えよう。

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PENTAX K-3 USER'S VOICE



PENTAX K-3をリコーイメージングのモニターで借りだしての2日目。既に何だか馴染んで長年持っているかの感じがある。
今回の比較では、(比較)画像ではカメラ任せのP(プログラムシフト)で撮影してみた。
当然露出補正その他、行っていない。
又、RAWの画像は、Photoshop Lightroom5が対応していなかったので現像していない。
K-3とK-5の比較画像では、Photoshop Lightroom5で縮小のみ行っている。

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比較に使用したレンズの概略説明
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今回のレビューは、PENTAX K-3とホヤ時代のPENTAX K-5の順光での風景写真を比べてみることにした。
そして、この比較にPENTAXの癖レンズを4種類代表選手として選んでみた。

■1)smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
これは「PENTAX K-3 18-135WR レンズキット」のキットレンズ。
借り出したレンズではなく、PENTAX K-5レンズキットのときのレンズを使用。
★DCモーターでギュッインとAFを合わせる高速AFの名レンズ。



カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
焦点距離: 18mm (35mm 換算焦点距離: 27mm)
絞り値: f/5.6
露出時間: 0.0020 秒 (1/500)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: 絞り優先 (セミオート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.0 (Windows)


■2)smc PENTAX-DA 18-270mmF3.5-6.3ED SDM
今回のレンズの中では、一番新しいレンズでタムロンのOEMと呼ばれているもの。
但し、PENTAXブランドであるので最新のKシリーズに完全にマッチング。
超音波モーター使用のAFは、望遠なので多少遅くK-01などではAFが合わないことがある。カメラのAF性能を見るときに参考になる。
★近年レンズの価格が高騰しているが、このレンズも実売でかなりの値段をしているもの。



カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
焦点距離: 270mm (35mm 換算焦点距離: 405mm)
絞り値: f/6.3
露出時間: 0.0025 秒 (1/400)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.0 (Windows)


■3)smc PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited

RICOHになってから「HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited」に切り替わっているように旧型製品になる。
このレンズは2006年発売のものでPENTAX K10、K100の頃のものである。
この頃K10などのアンダー(暗く写る)傾向とは相性が良く、ほとんどオールマイティに使えたもの。しかし、K-7では露出オーバー気味になることが多くプログラム(Pモード)では使えなかった。K-5では改善されたといえ不安定な癖レンズになってしまったもの。



カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
撮影日時: 2013-12-08
焦点距離: 21mm (35mm 換算焦点距離: 31mm)
絞り値: f/13.0
露出時間: 0.0080 秒 (1/125)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: シャッター優先 (セミオート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.0 (Windows)



■4)PENTAX FA28mmF2.8

2006年頃に製造中止廃番になったフルサイズのレンズ。
実は、隠れスターレンズとして評判が高かった名玉。          
(今回FA31mmF1.8AL Limitedは、忙しかったので持って行かず。)

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PENTAX K-3とK-5 を実写で比較
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キットレンズのsmc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WRであると、比較して分からないことが多い。
K-3の画像の方が画素数が多く、ローパスフィルターレスになっているので精密な画像になるというのは一目瞭然。但しパソコンモニターで見る限りであって、縮小してしまうと完全に区別がつかない。


■それで、癖玉のsmc PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limitedから

カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
焦点距離: 21mm (35mm 換算焦点距離: 31mm)
絞り値: f/7.1
露出時間: 0.0040 秒 (1/250)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.0 (Windows)





RAW現像

カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
レンズ: smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
焦点距離: 21mm (35mm 換算焦点距離: 31mm)
絞り値: f/7.1
露出時間: 0.0050 秒 (1/200)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: マニュアル
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.0 (Windows)


RAW現像して、縮小するとあまり良くない

Adobe Photoshop Lightroom 5.0の設定ミスでした。

K-3の新画像処理エンジンを使った方が、かなり良いようである。






カメラメーカー: PENTAX
カメラモデル: PENTAX K-5
レンズ: smc PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
焦点距離: 21mm (35mm 換算焦点距離: 31mm)
絞り値: f/11.0
露出時間: 0.010 秒 (1/100)
ISO 感度: 200
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: クリエイティブ(被写界深度向き)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.0 (Windows)



K-3は、キットレンズの18-135mmと似たような傾向を示している。
ここで注目するのはK-5は、F11に自動的になることである。
K-3は、F7.1止まりでその画像処理エンジンの違いを明確に示している。

K-5では、従来のとおり露出オーバー気味である。


■PENTAX FA28mmF2.8
このK-3を使ってみて、その階調豊かな感じがよく分かるものであった。
最近のデジタルカメラ専用レンズとの違いがよく分かるものである。

カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
焦点距離: 28mm (35mm 換算焦点距離: 42mm)
絞り値: f/7.1
露出時間: 0.0025 秒 (1/400)
ISO 感度: 200
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.0 (Windows)







カメラメーカー: PENTAX
カメラモデル: PENTAX K-5
レンズ: smc PENTAX-FA 28mm F2.8 AL
焦点距離: 28mm (35mm 換算焦点距離: 42mm)
絞り値: f/11.0
露出時間: 0.0080 秒 (1/125)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: クリエイティブ(被写界深度向き)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.0 (Windows)


FAレンズは、K-5との方が相性が良いのか???


■smc PENTAX-DA 18-270mmF3.5-6.3ED SDM

PENTAX-DA 18-135mmと非常に良く似ている。特に色乗りの良さはPENTAXのブランドに恥じないもの。
小型でこれだけ写れば合格といえるものだろう。

カメラメーカー: RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
カメラモデル: PENTAX K-3
焦点距離: 18mm (35mm 換算焦点距離: 27mm)
絞り値: f/7.1
露出時間: 0.0040 秒 (1/250)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.0 (Windows)







カメラメーカー: PENTAX
カメラモデル: PENTAX K-5
焦点距離: 18mm (35mm 換算焦点距離: 27mm)
絞り値: f/11.0
露出時間: 0.010 秒 (1/100)
ISO 感度: 100
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: クリエイティブ(被写界深度向き)
ホワイトバランス: オート
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.0 (Windows)


色乗りがそっくりで、多分区別がつかないくらいなもの。

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PENTAX K-3とK-5 を実写で比較
した結論と感想
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PENTAX K-3などは、従来の癖レンズを使ってもそれなりに写ると同時に、何となく気抜けしたようなK-5に比べて色乗りが良いように感じた。
順光の屋外では「smc PENTAX-DA 18-270mmF3.5-6.3ED SDM」のAFは全く問題なく、無音で合焦している。
K-7がやたらと派手目な色合いであったのと対照に、K-5では彩度が落ちて「気の抜けたビール」のような感じであった。
それがK-01で普通のビールになり、K-3でよく冷えたビールという感じになった。

K-5から比べれば、総合的にK-3は圧倒的な差異がある。
しかしながら、PENTAXのカメラを幾つか持っているユーザーとしては、何となくわくわくしない感じがある。
そうとは言っても、不出来だったK-7くらいからの買い換えなら絶対に満足するくらいなものであろう。







PENTAX 高倍率ズームレンズ DA18-270mmF3.5-6.3ED SDM Kマウント APS-Cサイズ
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PENTAX K-3 USER'S VOICE



PENTAX K-3 USER'S VOICE



PENTAX K-3がようやくSyuunのところにやってきた。これは「リコーイメージング アンバサダープログラム」に応募してリコーイメージングのモニターで借り出しているものである。それなので、これから手持ちのカメラ数種と撮り比べてその感想を述べてみたい。



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PENTAX K-3外観とその印象
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PENTAX K-3の印象は、K-7、K-5に似ていると思うが特段興味を引かれたのがヘットフォンジャックである。
要するにK-3は動画に力を入れたと予想する。しかし、本体では未だにモノラル録音とは驚いた。(K-5と同じだが、K-5の動画はオマケ程度。)



Webを見たらこんなふうに書かれていた。
「音声記録・カメラ内蔵のマイクでモノラル録音できるほか、市販の外部マイクによるステレオ録音にも対応。
市販ヘッドホンを接続して音声をモニタリングすることも可能です。また、録音レベルマニュアル設定時は画像モニターにバーグラフを表示します」





今回動画の音声用に「外部マイク」を買ったので、動画でステレオ録音は可能になっている。それでヘッドフォンでリアルに録音した音が聞けるというのはかなり良い点である。



外観の大きな変化は、このヘッドホンジャックぐらい。
SDカードがデュアルスロットは便利でRAWとJPGと分けられるのが良い。
しかし、K-01にある「フォーカスアシスト」が付かなかったのはどうしてだろう。マクロのマニュアルAFの時に便利だった。
PENTAXユーザーならば、ほとんど迷うことのない操作性でK-5まで液晶の横にあった測距点モードが前部に移動した。
これはライブビューと動画のためで、ライブビューも何とか使えそうである。



AFのテストで「smc PENTAX-DA 18-270mmF3.5-6.3ED SDM」というかなりAFが合い難いレンズを室内で使ってテストしてみた。
超音波モーターのSDMを使っていても何となく遅いのがこのレンズでもある。

ちなみにこのレンズを使っては、PENTAX K-01ではほとんどAFが使えず、K-7だと多少迷い、K-5だと何とか許容範囲。
そして、K-3だとほとんどストレスなくAFが合ったので実写で期待したい。



尚、借りたのは「PENTAX K-3 18-135WR レンズキット」。
このうち今回使用するのは、K-3本体と充電式リチウムイオンバッテリーD-LI90Pのみ。
なぜなら、レンズキットのキットレンズ、充電器その他はK-5レンズキット、K-01などと共通でそっくり持っているからである。
又、ストラップは、セットに入っていたものは使わない主義なので今回も使わない。






PENTAX 高倍率ズームレンズ DA18-270mmF3.5-6.3ED SDM Kマウント APS-Cサイズ
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PENTAX K-3 USER'S VOICE

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