三本足で立つ野田政権の危ない反社会性の誤謬

●野田政権は、今や米国政府と言うより再選が危ういオバマ大統領に気に入ってもらおうと国民の反対を押し切ってでもTPP参加を勝手にAPECで表明するらしい
ここに国民と国民の意見は全く不在というのは、新聞の社説以外は反対論が強いことから見ても良く分かる。
そして、この野田政権というのが東日本大震災の東北の人たちを切り捨てて単に民主党という政党だけを守ろうとしているというのは、どう言う基盤にたっているのかを見ると明らかになる。
●それは三本の足であって先ず一つの足は、「米国の支持」即ち米国のポチである。
それも実際は、米国ではなくオバマ大統領とその取り巻きの民主党、企業群だというのは寂しい限り。
前政権まで鳩山政権は普天間で躓き、菅政権は東日本大震災で躓き米国に見放されたと決まったときに退陣していると民主党は考えている。
だから、民主党を守るためにはオバマ大統領のご意見を「ポチ」として聞くことが、日本の国民を犠牲にしても民主党を守るすべとする。
●次の足は、いわゆる官僚、特に財務省への軸足である。東北の人たちを置き去りにしても増税を主張して止めないし、デフレ対策と言ったら何もない。
デフレが進行して喜ぶのは、給料が減らない公務員だけのことで、民間では金詰まりでリストラ、人員整理、倒産が当たり前になっている。
この財務省の言いなりというのは、今は誰が見ても分かりきったものになってしまったと言うのは実に馬鹿馬鹿しいことである。
●三本目の足は、民主党内の「新」日本人の勢力とそれを支援する半島のシンパ、そしてリベラル人士達の融和である。
この融和は、東日本大震災の復興を後回しにしても、デフォルト直前にある韓国経済の支援をするとか、北朝鮮に事実上の金銭支援しようとかとても日本の政府とは考えられない行動である。
それだけでなく、日本自体も潰してしまおうという外国人参政権や人権擁護法案を抱えている。
こんなことから分かるのは、日本に政党であり日本国民の代表である政府が国民に軸足を置かないという奇妙さでしかない。
この国民に軸足を置かなくなったというのは、昨年の尖閣事件から国民に対して情報隠しをして国民を堕民化しようとした事からも良く分かる。
この三本の軸足、米国の意向、予算事務の財務省、民主党内の朝鮮半島勢力というのは、正に国民不在の民主党というものを示している。
それだけでなく、その事を隠蔽しようとして新聞各社はTPPの問題点を隠し、テレビ局は韓流ブームとばかり韓流スターの名前を連呼、最大露出させてPR。
出版社は、スポンサーの意向あって売れなくとも韓流特集、韓流スターオンパレード。
それにうっかり乗った国民は、「デフォルト直前にある韓国に東日本大震災は捨て置いて、韓国に5兆円を融資しても良しとする」朝鮮半島問題を無視する雰囲気を作ろうとしている。
そうであるからあの「反原発」の山本太郎は「竹島など韓国にくれてしまえ」という始末である。
●こういうことであれば、あと二年後に控える衆議院選挙では民主党は下野するというのは決まりきった話だが、その民主党自体が場合によっては消滅すると言うことは分かっているのかなのである。
あの菅前首相は、自分の行為は歴史が評価すると言っていた話しがあった。こういう民主党の面々というのは、自信過剰で結構自分たちが支持されていると思っていたりするのかも知れない。
それはリベラル人士特有の奢り、エリート意識なのだろう。
国民の愚民化政策は、オバタリアンには韓流と韓流スターで目を眩ませ、青年時代では韓流仕掛け人と同じ勢力がAKB48で席巻させて目くらましをする。
一方、新聞は重要なこと、国民に不利なTPPの本質、増税の無謀さなどのことは一切報道しない。
それどころか読売新聞は、読売が世論を作ると豪語して、増税とTPP参加という日本崩壊へのシナリオを驀進する。
正にこれは、大東亜戦争直前の日本と全く同じ状況下である。

それで敗戦となったらどうするか。
当然それは戦後民主主義者が希求する奴隷の平和になるしかない。

それにしてもあのちびっ子ギャングこと安住財務大臣は、G20で消費税10%へと国際公約をしてきた。
そんなものだが、この安住財務大臣は自分が何を言ってきたのか分かっているのかである。我々のように井中の人間でも凡そ想像がつくことは、「円高にしてください」、「円は安全なので買っても損はありません」と言ってきたということである

なぜなら、欧州も米国も借金で首が回らない中で、日本だけが国民からの借金でデフォルト(債務不履行)にならず、あまつさえ増税してまでその国債を守ろうとする。

だから日本円に投資しても安全ですよと言って廻ったことになる。

それによって、「21日の海外市場で1ドル=75円78銭の最高値を更新」と言うことになっている

それにしても民主党の閣僚というのは誰がなっても日本の癌にしかならないと言うのは困りものである。