前代未聞・第15回高大展不正見つかる・大分高全作失格 2



この件は8月10日の読売、毎日新聞の記事に掲載されたことで表沙汰になったが、毎日系の「書の甲子園」・「国際高校生選抜書展」にも出品しているとのご報告を頂いた。
それで「国際高校生選抜書展」の昨年の図録を探してみたところ見つからなかったが、「第14回全日本高校・大学生書道展」の方は、(社)日本書芸院から新聞(?)が送られてきたので掲載してみる。Img917_2



それを見てみると、高校の部での団体賞は9年連続「大分高校」が受賞している。
それで出品点数はというと大分県が最多で1,266点。
今回問題になった第3部篆刻は、856点である。
それが今年の出品点数は、同校から2,487点、そのうち問題になったのが篆刻247点。
このことから見て、昨年の同校の出品点数は、大分県の数字と同数なのではないだろうか。
いずれにせよ、昨年の倍の出品点数というのは異常すぎるものである。
毎日新聞には



「日本書芸院によると、同展は出品作品数に応じて団体の点数が加算される。同高は前回、篆刻241点など計1230点を出品。今回は倍近い作品を出していた。過去の出品作品についても調査するという。」Img9182_2







と書いてあった。参考のためにいろいろ調べてみると私立大分高校(大分市明野高尾1丁目)というのは、映画「書道ガールズ」のモデル校だった。



書道パフォーマンス甲子園 大分高がV



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